2008年03月08日

ビギナーズラックという不幸

■松下誠のFXweekly report


こんにちは。



最近の外国為替市場では1ドルが110円を切るなど、

FX投資家にとってはショッキングな状態が続きますが、

FX投資を新たに始めようとする人は、

日々増えていっているようです。


1月13日の読売新聞の記事によると2007年3月末で、

前年期比62.2%増の6133億円で、

08年3月末には8314億円に達する見通しで、

取引口座も100万口座を超えるそうです。




日本相場が荒れているにも関わらず、

参加者は日々増えています。



FX投資を始めようとしている人、すでに始めている人にとって、

いいニュースのように感じてしまいますね。



でもここで勘違いしてはいけないです。




たくさんの人がFX投資を始めているからと言って、

投資で利益を上げる上で、

自分に何かプラスがあるという分けではありません。




あくまでも自分対相場(市場)です。



市場参加者が増えているという事を、

頭の片隅に置いておく事はしても、

だからと言って、短絡的に儲け安いという分けではありません。




いつの時代も投資をしている人の、

2割の人だけが利益を上げて、8割の人は負けています。

株でもFXでもどんな市場でも同じです。




勝ち続けている人はごく一部で、

その勝ち続けている人だけが相場に残って利益を上げ、

新しく入ってきた人のほとんどは、

しばらくして資金を失って撤退していきます。




実際、投資の世界では、

いつも同じ事が繰り返されています。




もしあなたが、投資経験がまだ浅いようであれば、

一つ知っておいておいて欲しい事があります。




それはビギナーズラックで勝ってしまう事は、

不幸な事だという事です。




今は相場の流れで言うと、

どちらかといえば難しい波なので、

初心者の方がビギナーズラックで勝ちにくい展開ではあります。




時に、相場で稼ぎ易い時期というのがあります。



投資の勝ち方、ノウハウ、

リスクのコントロールなどを知らなくても、

適当に通貨を買っただけで、

利益が伸びてしまい、

あっという間に資金を増やしてしまう事もあります。




資金100万円が、一週間〜2週間で30万円とか、

40万円とか増えしまう事も時にあるのです。




ただそれは残念ですが、最も不幸な事です。

ビギナーズラックで勝ってしまった金額は十中八九、

すべてなくなってしまうからです。




なくなるだけでは済まずに、自己資金の大半も、

無くしてしまうことになります。




なぜなら人は上手くいっているときには、

なかなか学ぼうとはしないからです。




大きく負けるまで投資のリスク管理の仕方とか、

マネジメント、資金コントールなど、

知らなければならないいくつかの事を理解しようとしません。





人は大きな痛手を受けて初めて学ぼうとします。

これは、人間のかなしい性質です。




そして相場にはそれが大きな特徴として現れます。



半年掛けて上昇してきた相場がたった2週間とか、

短い期間で急落する事があります。



それは初心者の方や投資を知らない人達がヒステリーを、

起こしてしまっている事の現れでもあるのです。





投資初心者のうちは、損をしてでも、

投資のリスクを理解する事ができれば、

5歩くらい前進していると思っていいと思います。



それくらい、投資の世界は学ぶべき事を学び、

知るべき事を知って、

やるべきことをしている人だけが勝っている世界なのです。




今年の相場は、知らない人には恐怖、知っている人には、

チャンスの相場になりそうです。



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posted by 上杉達也 at 03:15| 松下FXウィークリーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする